体たらくな日々


色々と煮詰まっていたので、ハロプロ界隈からはパァ〜って離れ生活で連休を過ごしました。まぁ、何をしていたかというと・・・

1. まず金曜日の深夜、この連休食べるにご飯のおかずを作り置きしておく
2. ゲームして眠たくなったら寝る。起きてゲーム。眠たくなったら寝る (繰り返し)

以上・・・・


ひぇ〜〜〜。無意味だ。


まぁ、パァ〜っとゲームしたかったんですよね。ゲームするのは1年振り以上なんで・・・。
ゲームも、はじめはコサックスをしていました。複針銃とかマスケットとか竜騎で、敵を "わさっ" って倒したら気持ちいいだろうなぁ・・・と・・・。ヤバイひとだなぁ・・・
「ああ、ゲームの中の大量虐殺って気持ちいい」 って。 ぉぃ・・・
でも、大量虐殺してもあまり気持ちが良くなかったので、 EUROPA UNIVERSALIS II をしました。敷居が高い印象があるのですが、システムがなかなかに練られていて、戦略級のSLGの醍醐味があります。「○○の野望」 シリーズとかも、子供の時はいいけど、物事が分かってくるとくだらなすぎてね・・・。
国内のPCゲームソフト開発が冷え込んでいる状況を考えると、高解像度が必要になるRTSや、キャラゲーSLG (すでにSLGと呼ぶことさえおこがましい) は洋ゲーの移植か、英語版をプレイするに限る。と実感した次第です。
国内メーカーがダメ・・・というコトではないのですが、国内ではコンシューマー機を視野に入れた開発が念頭にあるんでしょうね。あとはニーズの問題とか。能力云々の問題ではないでしょうね。

で、ゲームをしながらTVでは、「映像の世紀」 のビデオを繰り返し見たあとに、銀英伝をまた見始めました。う〜ん。映像の世紀を見たあとに、銀英伝を見るのは格別。
英伝のアニメ制作スタッフは、よくぞ小説を完全アニメ化したモノだとリスペクトリスペクト。スタッフの、「銀河英雄伝説をアニメ化するんじゃない。銀英伝の人間に映像という息吹を与えて、より深く人間を描き出すんだ」 という意気込みを感じます。
何事もそーなのですが、私の好み的には、ゲームの登場人物にしろアニメにしろドラマにしろ、それらの中で描かれる人間を駒として作っているだろうと感じた瞬間ダメ。人間を描かないと受け付けないですね。

しかし、こんな生活をしたおかげで、新撰組見るのを忘れました。まっつーユーミンドラマも忘れました。ハロモニは録画という感じで・・・。



あと、久しぶりに夢をみました。「とろ東」 というテレビ番組を夢の中で見ました。
この 「トロ東」、テレビ東京で放送されていて、15分で一話を作るオムニバス形式の、めぞん一刻風のアパート物語です。
でてくるキャラクラーがみんなぶっ飛んでいました。
私が夢で見たのは4話ぐらい。


まずは20代前半の引きこもりの男の話
この男、他人のことにも自分のことにも何も関心を持てない無気力人間なのですが、管理人さんが飼っているペットたちにはやたらとなつかれています。
ペットとは、8匹の猫と、双頭の犬1匹、80cmぐらいの大猫1匹。
ペットたちはいつも彼の部屋でくつろいだり遊んだりしているのですが、80cmの猫が風邪を引いたらしく元気がありません。他の住人達が心配して代わる代わる彼の部屋を訪れるのですが、彼は常に無関心・・・。
コメディ仕立てで、登場人物の紹介的ストーリーでしたが、肝心のストーリーは良く覚えていません。

第二話 子供にとても好かれているゲイの男性 (多分ネコ役と思われる)
ゲイなんだけど子供にやたらと好かれています (二十代半ば)。子供達が 「あ〜そ〜ぼ〜〜」 とかいって彼を呼びに来ます。ゲイの男性も嬉しそうに子供達と遊びます。表で砂遊びしたり、駆けっこしたり実に楽しそうに子供達と遊びます。
ある男性 (住人?) に迫っていて、男の手を強引にとって手を繋ぎたがっているのですが、子供達が遊びにくると、モーションをかけている男そっちのけで無邪気に戯れます。
ほのぼのとした話だったなぁ・・・

第三話 双子みたいなレズの話
二十代前後のレズカップルが同棲しています。"双子じゃないのに双子みたい" というどっかで聞いたことがある二人組よりも、外見的には一卵性の双子を想像させます。
このレズのカップル。性的にかなり開放的で、アパートを下着姿やネグリジェ姿で歩き回っても平気です。めぞん一刻のあけみさんを思わせます。しかしこのカップルがいても、アパート内の風紀は乱れません。なぜなら、何事にも無関心な引きこもりとゲイが住人だから・・・。
この二人が妙な痴話喧嘩を始めるのですが、詳細なストーリーは忘れました。

第四話 自分のパンティーの臭いを嗅いで、恍惚とする女
レズカップルよりはちぃっと年上らしいのですが、自分のパンティーの臭いを嗅いで恍惚とするシーンは一回だけ登場だけ。この人の性的嗜好はノーマルなんで、彼女とゲイの男は、同じ男 (住人?) を取り合っている恋敵同士です。
しかし、彼女も変なところがありまして、男性とのスキンシップが苦手。自分から相手に触れておきながら、相手を突き飛ばしたりと騒動が絶えません。(引きこもり男だけは例外で触っても大丈夫)

後は管理人さんとか、まだ一人二人いたような気がするのですが・・・。

飲み屋で酒の肴にするにはもってこいのネタですが、テキストベースだとなかなか面白さは表現できないでしょうね。テキストに書き起こしたコメディードラマで大爆笑できるかと言えば・・・・ねぇ・・・。

にもかかわらず、こんだけ書いたのは、作家、映画監督、作詞家、作曲家などなどクリエイターと呼ばれる人たちのうち何人かが、夢で体験したことにインスピレーションを受けたり、夢をそのまま作品にしたりというのは割合良く聞く話ですが、たぶん、こーいうことなんだろうなぁ・・・と感じました。
私の頭の中には 「とろ東」 で繰り広げられたストーリーとナンセンスな世界観が収められていて、自分がクリエイターならば、何らかのカタチにすることができたでしょう。私はその手の才能にあまり恵まれてはいないようですので残念ですが、たぶん、この夢を見た人がクリエイターならば、カタチにして好評を博したことでしょう。

しかしながら、クリエイターのいう 「夢がインスピレーションを・・・」 とか 「夢で見た世界を作品に云々」 という感覚は多分共有できたわけで、この感覚的な発見は大変有意義なモノでした・・・。

っていうか、あまりに出来が良かったし、あまりに詳細に覚えているから、実在のモノじゃないかとぐぐったぐらいでした。
こんな夢なら何度でも見たいなぁ・・・。