人権擁護法案

ネタがなければネタを作る朝日新聞はおいておくとしても・・・、まぁ、兎にも角にも人権擁護法案ですよ。
マズイですねぇ〜、怖いですねぇ〜。こんな法案通して良いんでしょうかねぇ〜。

とりあえず穿った見方をせずに言うと、同法案を成立させたい理由の一つに国連規約人権委員会で出された日本政府に対する勧告 があると思うんですよね。人権屋の方々は、この勧告を錦の御旗にして色んなコトを言っています。例えばこーいう電波とか。
んとねぇ、法治国家である限り、法に従うのはこれ当然なわけですよ。不法入国者や売春行為に及ぶために入国している、そもそも違法なコトをする人間の人権をなぜ守らねばならないのか良く分からないですね。
難民の問題は確かにあって難民保護は必要ですけど、現実問題としては不法入国者による犯罪の増加と治安の低下・・・、いやいや、ピザを持って入国しても犯罪に手を染める外国人は多いわけです。どーして保護が必要かと。売春婦の類にしても、本人の意志に関わりなく人身売買の結果連れてこられているとは到底思えないし、人権屋さんのいう 「売春婦に対する救済・援助措置」 って一体何?。家族の結合権云々には特別入国許可の申請が出来るし、不法就労者に対する賃金の未払い云々なんてそもそも自業自得。それが嫌なら合法的に就労ビザを取得して働いてくれ。
国連の勧告自体もかなりおかしいんですけど、国内の人権屋さんもかなりおかしい。

次に、民主党の支持団体でもある部落解放同盟が、本国会での同法案の可決に熱心だそうでご苦労様です。時に、一部支持団体の票を失わないために表現の自由という民主主義の根幹をなす権利を売り渡すのはどーなんでしょう。これを癒着と呼ばずしてなんと呼ぶ。反民主主義的だね。
部落解放同盟というのは、要するに被差別部落問題の団体なんだけど、被差別部落民の跳ね上がりが、同和政策に乗じて、権利意識と、被差別民の被害者面で、暴力や脅しのあげくどれほど横暴なことをしてきたか、その犯罪の数々は忘却のかなたにしまい込むとしても。そこに差別があるならばその是正は必要だと思います。
でもね、であれば、人権擁護法案などと言わず、そこに焦点を当てれば良いではないか。

そもそもこの法案がおかしいのは、人権のなんたるか、人権侵害のなんたるかその定義が全くされていない。定義されていないから、人権委員会が人権侵害を決める。決めたら、裁判所の令状がなくても出頭要請、事情聴取、関係資料などの 「留め置き」 (要するに押収のことだろ)、関連各所への立ち入り検査が出来る。拒否したら罰則に問われるそうだ。
おいおいおい、とんでもない、非人権的な横暴じゃないか。
人権委員会なるものが勝手に決めた人権が一人歩きして、それに反する思想信条を持つモノは、人権侵害の名の下に裁かれるわけです。戦前、反国家的というレッテルを貼られて、治安維持法によって逮捕拘禁されたのとどこが違う。反国家的が人権侵害に変わっただけじゃないのか。

こわいこわい。
出生や国籍による差別は由々しき問題だし、それは正義の観点から是正されねばならぬ問題だけど、それは法によってなされるのではなく、啓蒙にと無知の克服によって成されるものだと思いますけどね。
あとそれと、人権云々を言うならばまず、犯罪者の人権ではなく、犯罪被害者の人権を守って頂けないモノだろうか。

この国、おかしいよ。
と言うわけで、抗議だGo!!

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