政治家不信


国民年金の未納議員が100人を越えたそうで・・・。もはやなんと言えばいいのか・・・
まぁね、年金制度のシステムの欠陥について言及するのは他の誰かに任せるとして、立法を司るべき政治家が法を順守しないのであれば、政治家は一体何を持って法を順守する精神を国民に説くのだろう。法を遵守しない政治家が国民に法の遵守を求めるなど本末転倒も甚だしい。法は軽んじられるばかりではないか。

で、マスゴミも政治家も、「政治不信」 というお馴染みの言葉を持ち出しているが正確に言えば、この言葉は正しくない。
私たち国民が不信感を募らせているのは、「政治」 に対してではなく 「政治家」 に対してである。いや、「政治屋」 と言った方が正しいか・・・

しかしまぁ、曲がりなりにも選挙で選ばれた代表者への不信である。民主国家において政治家は、国民を写す鏡のようなもの。国民の程度が低くてバカばっかりだから、こういう政治家しか選出されないと言うことを、国民は自覚しているのだろうか。

菅は自らを棚に上げて未納大臣を非難し、神崎は自らの未納を棚に上げて菅を非難した。国民は 「自分たちがだらしない人間を選挙によって選んでいる」 という事実と責任を棚に上げて、無責任な政治屋批判を行う。マスゴミもしかり。
結局のところ、責任をとらないと言う意味では挙国一致体制のしかれた一億総無責任国家だと言うことです。
そんな無責任なバカどもが、先のイラクでの拉致事件では、珍しく 「責任」 などという言葉を大合唱していたから、諸外国のマスコミは 「おいおい、日本人も責任と言う言葉を知っていたのか・・・」 と滑稽に思えて仕方なかったんだろうなぁ・・・。

ところで、昔この国に、サムライがいたって知ってる。責任を回避することなく強い自尊心を持ち、名誉を重んじたサムライ達がいたって知ってる・・・