竹島 その2

日本海新聞
国、与党を批判 竹島問題で片山鳥取県知事

伊藤議員は「(暫定水域は)韓国漁船に漁場を占拠された状態で、漁業者はトラブルや安全操業に大きな危機感を抱いている。竹島の領有権に端を発した暫定水域問題の解決に、政府は本気で取り組んでいるのか、非難の声は多い」とし、国への働きかけを求めた。

 片山知事は「漁業関係者に不安がある状態を認識して、解決するという熱意が伝わってこない。もっと本腰を入れて解決に当たってもらわなければならない」と政府の姿勢を批判。「外務省だけでなく政権与党の問題」とし、国会議員にも働きかけていく考えを示した。

北方領土問題を抱える日露間でも漁業協定などを結んで、ロシアの経済海域で漁業を行っているが、竹島周辺の暫定水域とは異なって、トラブルや安全操業の話など聞かない。しかし 「竹島水域で協定に基づき漁業を行っているのに、韓国軍の軍艦が近づいてきて追い出される」 などという話は聞く話だ。しかも、今に始まったコトではない。しかしこのような事実は一般的には知られていない。