週末の参議院選にかんして相当困っているわけなんですが

私は自称 保守の人で、たぶんネット右翼とか言われても否定はしないんだろうと思う。
でも左と言われたら否定するだろう。
でも自意識としては無党派層に属するんじゃないかと思っていて、頑迷な自民党支持者ではない。

世間では年金問題とか格差社会とかが今回の選挙の争点になっているように見受けられるが、そのことについては釈然としない。
安倍政権のでたらめで年金問題が生じているわけではない。長年の自民政治の結果が年金問題なのかと言われれば、そのようにも見えるし、そうでないようにも見える。
格差社会に関しては、新保守主義的な経済政策はどーも心情的にそりが合わない。頑張った者が報われ、能力のある者が世に出ていくのは当然だと思うし、結果の平等よりも機会の平等を実現するのは間違ってはいないと思う。だが、それが正しいとも思わない。毎日十数時間も汗水流して働く者は報われる社会であって欲しい。

毎日ボートマッチ「えらぼーと」 というのをやってみた。
にわかに選択できないような選択肢も多々あったわけだがその結果、私と、政党候補者(平均)の一致度は

自民党  48%
民主党  45%
公明党  32%
共産党  33%
社民党  35%
国民新党 52%
新党日本 44%

だった。
えっ? 国民新党ですか?

今回の選挙、各候補者間の違いが見えにくい。だから政党という看板が判断のファクターになっているような気もするが、そうなると、少なくとも自民党は政権与党でありながらその利を十分に生かし切れているように思えない。

安倍政権に今のところ重大な失策はなかったと私は考えているが、にしても安倍首相の 「美しい国」 というスローガンは抽象的すぎて良く分からない。っていうか全く伝わってこない。
ここがもうちょっと具体的だったりすると判断もすこし変わってきそうな気もするのだが、まぁ、自民にしろ民主にしろ、彼らの言うビジョンの具体像があんまり見えてこないのも判断を躊躇してしまう理由だろう