Peercast界隈の話

最近わたしはpeercastとかで動画配信みてるんですけどネットに公開前の洋画、著作権法違反で逮捕というニュースに端を発し、KPという配信番組表サイト (←もの凄くわかりやすく言ってる) 閉鎖という流れで、Peercast配信者と視聴者の間でこのことがちょっとしたトピックになってます。


日本で公開前の映画を配信したという事実は間違いなくダメなんですけど、配信者や視聴者の間では、「配信してるときのBGMは著作権侵害になるのか」 とか 「ゲーム配信はどーなんだ」 とか色々と心配が絶えません。
視聴者としては、こーいったコトで配信者がいなくなってPeercastユーザー数が減少するのは残念だなぁ。と。


言い尽くされていることですが著作権の概念とか運用が、ネット時代に対応できていないのが問題の本質だと思います。だから、そこ部分をどーするかきちんと議論して、ネット時代に対応した著作権のあり方を真正面から議論して対応させていかないと、インターネットが持っている無限の可能性を萎縮させてしまうのではないかと思います。

まぁ、様々な個別の案件について書いているとキリがなくなるので多くは書きませんが、これだけ言いたい。
・ 権利者は、ネット以前の著作権運用のあり方にいつまでも固執しないでくれ。
・ 利用者は、いたずらに権利者の権利を侵害する軽率な行動はやめてくれ。
以上!!


配信でゲーム見て 「これ面白そう。オレもやってみたい」 とか 「この曲良い。何だろう」 ってのもあるし、広告費にお金をかけられないところは、「ユーザーがネットで配信してくれたりするのは現状を鑑みるとメリットもバカにできない」 なんていう意見もあるしね。
ユーザーとしては、配信を見て、新しい何かに興味をおぼえる機会が失われるのは哀しいんです。

洗脳って、たぶんこーいうもの


ちょっと面白いエントリーを見つけた。
韓国ロケット打ち上げ失敗の副産物は日中友好だった? (ansan's楽しい中国新聞 (中国ニュース))
記事の詳細はリンク先からどうぞ。
要約すると、先日、韓国のロケット打ち上げが失敗した。このニュースに寄せられた日本人ネットユーザーのコメントを、中国人ネットユーザーがウォッチしてコメントしているという記事です。
まぁ、「(一部の) 日本人も (一部の) 中国人も韓国人を嫌っている」 ということは散見されていたので今更コメントする気にもならないのですが、面白いと感じたコメントがあったので書いてみます。


以下引用。ただし引用元記事の日本語訳だけ。

小日本が正しいコト言ってるぞ!
・ やっと見つけた日本人との共通点だな。
・ 鬼子のコメントがなんで中国と同じなんだよ。
・ 日本と中国が棒子ついて共通の認識で一致するとは・・貴重だな!
以上 引用終わり


なぜこれらのコメントに、面白いと感じたかというと


小日本が正しいコト言ってるぞ!
(私の印象) 日本人は間違ったことしか言わないと思われてるらしい
・ やっと見つけた日本人との共通点だな。
(私の印象) 中国人と日本人には共通点がないと思ってるらしい
・ 鬼子のコメントがなんで中国と同じなんだよ。
(私の印象) コメントが同じコトに何故驚く
・ 日本と中国が棒子ついて共通の認識で一致するとは・・貴重だな!
(私の印象) 今まで一致したことなかったのかよ。ぉぃ


まぁ、サンプルが少ないので、あくまでも憶測の域ですが、「ああ、これが洗脳 (反日教育とやら) の効果なのね」 と。これらのコメントした人は、高い蓋然性をもった予測として、日本に行ったこともなければ日本人と付き合ったことないんだろうけど、にもかかわらず、これだけ日本に悪印象を持ってると言うことは、誰かに吹き込まれたとしか考えられないわけで・・・。


ネットは良い部分も悪い部分もありますけど、まぁ、今回中国の (一部の) ネットユーザー間で、小さな、小さな意見の一致をみたことは、小さな、小さなネットの良い部分なのだろうと感じます。友好とか友愛とかは、イデオロギーやあるべき姿像の強要によってなされてはいけないと思いますが、こーいう意見の一致を積み重ねることで、多少なりとも洗脳に疑いを持ち、印象が変わり、偏見から抜け出せれば、それはいつか友好とかに結びついてくるのでしょう。ネットは、こーいう小さな、小さな積み重ねを時として提供してくれる場の一つなので、こーいう遊び場は大切にしたいと思います。大切にして欲しいと思います。


オチとしては、
日本人と中国人は、朝鮮人の悪口において一致できる。
日本人と朝鮮人は、中国人の悪口において一致できる。
中国人と朝鮮人は、日本人の悪口において一致できる。
日本人と中国人と朝鮮人の意見が一致することはない。
私は、このような印象を漠然と持っています。あくまで印象なのでお手柔らかに。

自主規制

ちょっとしたニュースがあったので書こうかと思ったけど、個人の努力ではどうしようもないこと、生まれながらのことをあれこれ書いて面白がるのは悪趣味だと思ったので自主規制。

何のことか分からない人には申し訳ないけど、とりあえず書いておきたいので書いておく。

言いたいことは、何でアレ、努力は本物なんだろう。そしてその努力は何者にも汚すことはできないはず

社会人としての責任

http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/b1abdda508f759f12f4a4f71d55b052c
立派だなぁ〜と思う。
渡辺竜王は応援している棋士なので、多少のひいき目もあるのかも知れないが。


それに比べて某テレビ局の某恒例番組は・・・
いや、語り尽くされているのでもう言うまい

裁判員制度

【裁判員裁判】「デリケートな問題…」初の性犯罪で選任手続き始まる

全国で3例目、東北で初めての裁判員裁判が2日から青森地裁で始まるのを前に、裁判員の選任手続きが1日、地裁で始まった。対象となるのは強盗強姦事件で、性犯罪の裁判員裁判は初めて。午後1時20分の呼び出し時間に合わせ、地裁を訪れた裁判員候補者は「被害者の意見を聞いて正確に判断できるか」などと不安を口にした。


 審理されるのは、無職、田嶋靖広被告(22)。田嶋被告は19歳だった平成18年7月、青森県十和田市のアパートに侵入、20代の女性を暴行し現金を奪ったとして起訴された。また、裁判員制度が始まる以前に、別の女性に対する今年1月の強盗強姦事件や窃盗事件など計3件でも起訴されており、併せて審理される。

以下略


適当な裁判があったら軽く書こうかと思っていたことを書いてみる。

人を裁くことに (場合によっては極刑とすることに) 心理的な抵抗感を感じて裁判員にはなりたくないと考える人たちがいる。それは理解できる話だし、もっともなことだと思う。
こーいう場合、良心的兵役拒否にならって、良心的裁判員拒否というのもあって良いのではないかと思う。

涙が出てきた。

もうも、たんばぱなのです。
もうずっと書いてなかったけど、無性に書きたくなったので書きたいと思う。


とりあえず、政治的にいかなる意見を持っていようとも、可能な限りの努力をしてこの動画を見ていただきたいと思います。
10分程度ある動画なので、多少時間を取られてしまうけど。



以下、散歩道さんの該当記事より、この動画の概要説明を引用します。
# 感情が高ぶっていて、散歩道さんの説明以上に美味く書く自信がないから。

靖国・反天皇を叫ぶ反天連(反天皇制運動連絡会)などの団体が8月15日、約100 人を引き連れ九段周辺をデモ行進した。
それに反対する保守団体と一般市民がこれらを迎え撃ち、抗議の声を浴びせた。その数約 400人。公安は機動隊数百人を動員しこれを食い止めようとするが排除するに至らず、 保守勢力が終始圧倒した。


初めに 「政治的にいかなる意見を持っていようとも、可能な限りの努力をしてこの動画を見ていただきたいと思います」 と断りを入れたのには少し理由があります。


靖国を巡る論争には様々な角度から様々な意見があり、論争があることを私は知っています。そして私は、客観的に第三者の判断を仰いだとき、どちらかと言えば保守の側に近い考えを持っているであろうとことを自覚しています。だから可能な限りの努力をして客観的であろうとしてこの記事を書いているのですが、そのこともご了承ください。


私かこの動画に感動したのは、保守団体の方々が、反靖国・反天皇を叫ぶ方々を追い返したからではありません。
これは私の勝手な解釈ではありますが、保守団体の方々が怒ったのは政治的な、思想的なイデオロギーの対立ゆえではなく、より単純な理由として 「自分たちにとって大切な場所、大切な日を、ただ、ただ、大事にしたかった」 からではないかと感じからです。
彼らの怒りが、あくまでも 「帰れ」 コールに終始したのも、「自らの暴力によって、自らの大切な日と、大切な場所を汚したくない」 という思いが自制心として働いていたのかも知れません。そうした自制心も個人的には感じました。
そうした勝手な解釈の上に成り立つ 「保守団体の方々の怒り」 に私はただただ感動して、精神的にひれ伏すしかありませんでした。


政治的に、思想的に、心情的に、双方の主張の優劣や正誤を判断することは私にはできません。ただ一つ、「意見や思想が異なるからといって、自らの正義を信じているからといって、(違う意見を持っている) 他の誰かにとって大切な場所や、大切な日を台無しにすることは許されるのだろうか?」 と感じました。「自らの意見はとりあえずおいておいて、異なる意見の人の思想や信条を多少思いやることはできないものか」 と感じました (それは、互いに鏡なのかも知れませんが・・・)。


「自分の政治的な権利を主張するならば、他者の権利も尊重しろ」 とか 「互いの、互いに対する思いやりがあればどーのこーの」 とかいう綺麗事を言うつもりは皆無です。
そうした主張は無意味だと思っています。


保守団体の方々の怒りを見ると、私にできることは、政治的・思想的な対立以前に感じられる純粋な怒りに感動して、ただ、屈服するのみです。
それは、思想的・政治的な見解への同意・不同意には関係なく、純粋な怒りという生の感情に対する感動であり、屈服です。



私はたぶん、こんな純粋な怒りを一生かかっても感じることはできないかも知れない。
純粋な怒りの正誤や、適切・不適切さえ判断できないし、「純粋な怒りを持てることが偉いのか」 と問われれば答えに窮するでしょうけど・・・。

有害米2割、正規米に混ぜる 農水省、出荷先特定急ぐ

有害米2割、正規米に混ぜる 農水省、出荷先特定急ぐ


 工業用に限定された事故米を食用に転用していた米販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が農林水産省に、「事故米を2割ほど、正規米に混ぜて出荷していた」と説明していることがわかった。農水省は、取引先に気付かれずにコストを抑える狙いだったとみて、出荷先の特定を急いでいる。政府が事故米を売却したほかの16社についても、食用に転用していないか8日以降、一斉点検する。


 農水省の調べでは、三笠フーズが正規米との混合を認めているのは、カビ毒のアフラトキシンB1が検出されたり、水でぬれたりした分で、いずれも「うるち米」。有機リン系の農薬成分メタミドホスが検出された中国産の「もち米」800トンについては、「混ぜていない」と説明しているという。


 三笠フーズの社員によると、正規米がタイ産やベトナム産であれば、同じ産地の事故米を精米機にかける前に混ぜることで、取引先に気づかれないよう細工していた。この社員は「企業努力で1円でも安くするためだった。ブレンド米は米業界では常識。味を落とさずに配合割合を考えるのが米屋のテクニックで、その手法を応用した」と話している。


 8割の正規米に2割の事故米を混ぜた米は、焼酎メーカーなどに出荷されたとみられる。三笠フーズからの流通経路は、仲介業者から別の仲介業者や米穀店へとつながり、農水省が確認できた分だけでも、加工メーカーに届くまでに最大5段階にのぼる。この過程で、何も知らない業者が、さらに他の米を混ぜてブレンド米とし、全国各地で販売されたおそれがある。


 三笠フーズ関係者は事故米の食用への転用について、「(同業者は)どこでもやっている」と証言している。このため農水省は、過去に政府の事故米を購入した、ほかの16社についても、事故米をどのように販売したか詳しく調べる。(歌野清一郎、宮崎勇作)


http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY200809070156.html


この手の偽装事件が相次いでいるんだけど、この国の人々の倫理観ってどーなってるんでしょうかね。


「企業努力で1円でも安くするためだった。ブレンド米は米業界では常識。味を落とさずに配合割合を考えるのが米屋のテクニックで、その手法を応用した」


応用ね・・・
健康を害する可能性がある米を混ぜておいて、この言い訳はないだろう。
もうね、殺人未遂とかで立件して欲しいね。
っていうか、オウムのサリンテロとどこが違うのか小一時間


もう、この国非道すぎ。
なくなっちゃってもいいんじゃねぇ。